PRESIDENT12/31号「本当にいい病院は、どっち?」雑感

実家にたまに帰るとこれ見よがしに、大衆向け雑誌の医療特集拡大版!みたいな奴がこたつの上に置いてあります。家を離れ始めた息子に対する話題作りの策略かな?なんて思いつつもついつい読んでしまう、私たまひよです。

昨晩読んだのはこちら。

サイトでも公開されていたので、目次だけ載せちゃいます。

意外と面白くて、見ての通り80ページくらいあったのですが、あっという間に読み終わってしまいました(じっくり読むほどのものでもないというのもあります笑)。

概して、

娯楽物の中では(当然だが娯楽ものの枠は出ていない)、なんとなく納得できるところが多い

という印象でした。

巻頭の「失敗しないのはどっち?決定版!頼れる病院、行ってはいけない病院」では、街中の病院を軽視して大病院に行きたがりそうな読者層に合わせてか、

  • 紹介状なしで大病院に行っても研修医に見られるだけだぞ、名医に診てもらうためのオススメは「名医 外来」で検索して外勤先を尋ねよう
  • 大病院に通い続けるのは大変!かかりつけ医を持とう
  • いい医者ほど待ち時間が長かったり口うるさい指導をされたりするので、クチコミの評判は悪いことが多いけど・・・

というように、面白くて人が食いつくようなストーリーや話題を出しつつ、上手く医療現場が求めている方向に誘導するという、すごく練られた記事であるように感じました。

Twitterやブログ記事を読んでいると、情報量過多で理屈っぽく面白みもなく、「こんなの賛同する医療関係者しか読まないだろ」というような記事を多く見かけます(私のブログについては決して触れないでください、情報ブログではないので!!!笑)。

インターネットの普及によって誰でも自分の病名などで検索できるようになり、医療の非対称性が解消されるというのはメリットとして語られることが多いかと思いますが、逆にそのせいで非常に無責任な情報が溢れているのは間違いありません。

これらのインチキ医療者の唯一かつ最大の特徴は、巧みな技法で心を揺さぶってくるということです。自分たちが正しいとあぐらをかいているのではなく、物書きとしては正しいことを魅力的に伝えていけるようになること、医師としては患者の信頼を獲得できるような話し方を身につけることに力を注いでいきたいものです。

そういう意味でも、この雑誌特集はすごく参考になりました。多少のエンターテインメント性を残しながら、「思い通りの治療を受ける」という読者の願いを叶える方法をざっくり解説しながら、病院側にも大きな迷惑をかけないなんて、いいバランスじゃないでしょうか。

他に最近好きなのは、時事メディカルの「こーたのひよっ子クリニック」ですね。あの先輩、イケメンだし色々ずるい。

もう一つ個人的に面白かった特集が、「医師の『決まり文句』本当の意味をこっそり解説」でした。どうして医者が「しばらく様子を見ましょう」「心配いりません」「薬がなくなったら、またきてください」などの言葉を使うのか、ぶっちゃけた解説がされていました。

これは単純に患者として気になっていたことでした。塾講師や家庭教師でわからないことを聞かれた時にごまかしていた時のように鉄板の逃げ方があるのかな、とか(笑)

「薬がなくなったら、また来てください」はその頃までには治っていることが想定されている場合だとか、興味深かったです。逃げのフレーズについての解説はなかったけどw

そんなわけで、楽しく実家でリフレッシュできましたよ、っていう話でした。

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