ロブ・ダン「心臓の科学史」を読んで

8月2日の記事で「読んでいる」と書いてから早40日。
図書館の2週間の返却期限はとうに過ぎ(1回返却して、東医体から帰ってからもう1回借りています)るも、読み応えがありすぎて全然進見ませんでした(笑)

この本は、医者ではない人によって書かれた、心臓治療の歴史についてのノンフィクション小説です。自主学習の指導医の先生オススメの一冊。
循環器の知識が必要というわけではありませんが、興味がなければなかなか読み切ることは出来ない文量。17章に分かれていて、1章1章のつながりはそこまでないので一応短編としても読める感じではあります。

タブーを省みず初めて心臓にメスを入れた医者。
免疫抑制も知らない状態で心臓移植を競った医者たち。
原子力で動く、充電不要な理想の人工心肺装置作りに尽力した研究者たち。
食いついたハエを殺してしまう毒キノコを茹でて食べられることに疑問を持ち研究にのめり込み、スタチン発見のきっかけを作った日本人。

こんなキーワードで興味が湧いた人がいたら読むべき本ですね。
興味があれば、絶対に面白いです(万人にオススメはできない)。

心臓の科学史 -古代の「発見」から現代の最新医療まで-

ロブ・ダン
青土社
2016-04-25



一応、なぜ人の冠動脈は詰まるのか、どうしてそれが分かり、どうしてそれが治療できるようになったのかというところが最初と最後に来ているので、メインになっているような気がします。

それに先立って心臓についての知見がどのように増えてきたかの話。
心臓に生前の行いが書き込まれ、善い行いをした人ほど死後の心臓が重いと考えられた時代から、剣闘士の治療を行う天才が現れかなり進歩したものの、途中で戦争などで学問が途絶えて何百年もまた停滞してしまった時期などを経て、今に至るまで。
長い歴史が、様々な人物がエピソードとともに軽快に紹介され、楽しく読むことが出来ました。

今日はこの辺で。
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