坪田一男「ブルーライト 体内時計の脅威」を読んで

ブルーライトが眼精疲労などを引き起こし、身体に悪影響を及ぼす。
電車の中吊り広告や本屋の話題本コーナーでいつも取り上げられていることもあり、「ブルーライト」という言葉を聞いたことがない人はいないと思います。しかしその一方で、人間のサーカディアンリズムやブルーライトがそれに影響するメカニズムを知っている、という人もあまりいないのではないでしょうか。



この本は、新書サイズの薄い(200ページ程)本でありながら、

  • ブルーライトとは何か
  • 体内時計の仕組み
  • ブルーライトが人体に及ぼす影響(まとめ)
  • 対策(著者の経験や他の健康法も含めて)

といった大事な内容を、分かりやすい順序で詳しく説明しています。

6つの時計遺伝子の話、朝はブルーライトを受けるべきであるということ、これらの乱れは睡眠だけでなく、鬱や精神病、肥満や生活習慣病にも悪影響を及ぼすことが知られていること等、エビデンスのレベルについても簡単にではありますが触れながら、紹介されていました。

寝る前にブルーライトから離れる、なるべく暗い部屋で寝る、この辺はしっかり実践していかないといけませんね。ブルーライトカット眼鏡も、持ってはいるので時間に応じてちゃんと使っていきます。

全体として、いい本でした。薄くてすぐ読めるので、おすすめです。

(ここから下は本と直接は関係ない話)

高齢者が増えている今、アンチエイジングは儲かるんだろうな、というのが私が1つ感じたことです。
私の祖父はパソコンで株の取り引きをしたり、ニュースを見たりすることができる、現時点では結構パソコン能力の高い高齢者なのですが、今後このような、ネットに触れることができる高齢者も増えていくと思います。

こういう分野が発展していくとともに、無責任な(非医学的)主張を繰り返すような恐ろしい手法でもうけを出す人も今まで以上に多く現れる気がします(先日問題になったDeNAの運営するキュレーションサイトのWELQは氷山の一角でしょう)。

自分が研究も志したいと思った理由として、

  • 科学的に正しい思考を身に付けたい(似非医学に騙されない、そういう主張を許さない)
  • 医療の無駄を省きたい(無意味な高額治療、”製薬会社の思う壺”医療は嫌だ)

この辺が大きいのですが、前者への思いが少し強くなった気がします(著者が間違っている、ということでは全くなく、こういう風に正しい考え方を持った人が意見を言い続けることが大事なんだろうな、ということです)。
著者の坪田一男先生は慶応の眼科教授。一般の人に正しい情報を発信する、というのも大切な教授の使命なのかもしれない、と思いました。

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