安藤裕貴「研修病院選びかたご法度」を読んで

昨日は久々に木曜日に更新できたのに、この間のモーゼの海割りの話のオチを考えたり、ついに木曜日なのに更新したぞ~!というようなことを書いたりとネタに持っていく余裕が全くなく(記事の内容もパスタだし)、やっぱり更新できたとはいえ木曜日は毎週エグっているんだな~と痛感しました(笑)

一昨日の記事に熱いアドバイスをいただいたので、同じくらいの熱意をもってお返事したいのですがなかなかその余裕がなく、まだ内容を考えている段階だということをこの場をお借りして伝えさせていただきます。ごめんなさい。

本日は、この間読んだ医師人生は初期研修で決まる!って知ってた?(書評へ)に続いて気になった


この本の感想を。

ちょっと早い気もする(というかうちの大学の中ではかなり早い気がする)のですが、最近研修先やその後の人生について具体的に考え始めるようになっていて、医学系の自己啓発本進路関係の本をよく読んでいるというのは、上に貼った過去の書評記事で書いた通りです。

全体的な内容は(ちょっと大学病院に傾いていたような気もするけど、非常に面白かったです。
一般的に先輩から言われる病院の選び方のアドバイスに「ちょっと待った!」を突き付け、甘い言葉で釣ってくる採用担当者や研修医を牽制し、医学生が研修病院のどこを見ればいいのかをアドバイスしてくれるという、内容や構成がグッドでした。

研修プログラムや理念について、厚生労働省の指針を適当に改変しただけになっていないか。
理念があってこその良い研修医教育なのに、研修医がほしい、とりあえず採らなきゃ、が先に来ているような病院が多いようです。

そして教育担当者がそれに合わせて指導してくれるようになっているのか。
せっかくの理念も、定着していなければ意味がないというのはごもっとも。科ごとに放置されるところ、熱心なところ、と違いがあるのはよくないこと、「研修医に合わせた自由なプログラム」なんていうけど、そういうところは本当に理念があるのか疑問を持ってしまう、というところには納得しました。

雑用については、研修医が勉強のためにやるべきことなのか、ただ人手不足だからやらされていることなのか見極めること。大事ですね。

本全体を通して特に印象に残ったのは、「志望する科の強さや先端医療は初期研修病院の判断基準にするべきではない!」ということ。
「先端医療は施すのは専門医で初期研修医の出る幕はないし結局見学」
「志望する科がよくても他が悪かったらローテーションの初期研修はつらい」
確かにそうだ。
初期研修という期間の本当の目的を理解することが、いい研修病院に入るためには必要そうです。

一点だけ。迷っている人は自大学がいいんじゃないか、という締めが、どうも気に食わない。
全体の流れとしては、「今は市中一辺倒のような風潮があるけど、1つ1つの要素で比べると大学病院も捨てたもんじゃない」と説明し、「だから市中病院なら手技は多いはず、一般的な症例を見られるはず、とひとまとめにして考えてしまうのではなく、その重要な要素たちを満たしている病院を探しましょう、それは大学病院かもしれませんよ」と主張している内容でした。

そこまでは良かったのですが、この締めがあることによって、結局初期研修で大学病院に進んだ自分の選択を正当化する、認知的不協和が表れているのではないか、と勘繰ってしまいます。

認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英: cognitive dissonance)とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

Wikipediaより引用

「自身の態度や行動を変更する」の具体例が、自分の行動を正当化するか、自分の行動方針を変えるかのどちらか、ということ。今回の筆者は前者ということになるんじゃないでしょうか。

せっかくいい内容が書いてあったのに、最後が惜しいので星-1です。

↑アマゾンみたいに書いてみた(笑)

研修病院を選ぶときに気を付けるべきポイントについてはよかったので、今後も参考にはすると思います。
今日はこんなところで。

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