【書評】アメリカ臨床留学への道【やっと読めた】

450ページを超える長い本でしたが、ようやっと読み終わったのでここでまとめておきます。

その本は、、、↓↓



多くの人が仰っているように、アメリカ臨床留学について、バイブル的な存在だになっているこの本。
内容はアメリカの医療・研修制度から始まり、求められる資質やプレゼンテーション技術について、難関のUSMLE・Visa、マッチング・レジデンシーの選び方や面接・体験談などなど。
「全て」と言っても過言ではないはずです。

多くの著者が協力して網羅的に書き上げたということが、この本の最大の特徴だと思います。

巻末の執筆者紹介(執筆順)では約50名の先生の経歴が記載されていて、それだけでご飯を何杯も食べられそうなほど面白く感じました。

普通の本は、内容のダブりは避けて、読者の頭にスパッと入ってくるように順番を工夫し、洗練された文章を届けなければいけないものだと思います。
しかし、日本人医師にとってのアメリカ臨床留学のような、情報が限られていて(アクセスしようという努力が足りないだけと言わないでください…)、完全に同じ境遇の人がいない内容については、多少かぶっていてもいいからできるだけ色々な人の色々な経験を知りたい、というのがこの本を手に取った時の思いでしたが、完全にその通りの内容になっていました。

例えばレジデンシーとフェローシップについて。まずは大まかに全科共通の流れや仕事内容、応募の実際の章があり、その後に各科のレジデンシー・フェローでの経験について、執筆者の先生がそれぞれ書き上げている文章を並べた章があります。
レジデントは最後の1年に、フェローへの応募を見据えて活動を行っていることが多いため、当然レジデンシーの章でもフェローについて言及があります。同様に、フェローの章でもレジデント時代の内容を書いている先生が多く、すべてが興味深かったです。

中川先生の「おわりに」には、

「初版を参考にして頑張った人が第2版の執筆者になり、第2版を読んでアメリカ留学に成功した人が第3版、第4版の執筆者となっている。」

ということが書かれていました。

それぞれの先生の文章の中に、惜しみないサポートをしてくださった先人への感謝の気持ちが含められていものがかなりあり、そこからも、この世界の「皆で協力して困難を乗り越えよう」という姿勢が感じられたのも、非常に良かったです。

中身で特によかったのは、
「各レジデンシー・フェローシップのポスト数、IMG比率、難易度」
がまとめられていた部分。

「役に立つサイトや書籍がまとめられた付録」
(巻末にまとめられていないものでも、執筆者のブログなど、数多くの情報へのアクセス法を知る手がかりになりそうです)

などでしょうか。

また、USMLE Step 1にFirst aidが意外と役に立たない可能性が書かれていたのには、少し驚きました。

必ず何度も読み返すことになる1冊だと思うので、次読みたくなったら購入しようと思います。
では。
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