「やさしい心電図」John R. Hampton著、日本語訳第3版を読んで

過去記事(ドクターGを観る姿勢の変化)で探していた心電図の入門書に出会えた。
どの学校もそうなのかは知らないが、シラバスを見れば担当教員の薦める教科書や参考書が書いてあるので、人に頼む前にその本をまず探して読んでみるべきだった、と反省。
(だいたいこのブログ、その方が楽しいからと仮想の読者に向けて書いてるけど読者いないし)

「不整脈」の項で挙げられていたのがこの

やさしい心電図
John R.Hampton
総合医学社
2000-09


であった。
アマゾンでは3300円からの中古しか売っていなかったので、とりあえず医学部の図書館に読みに行った。

裏表紙を見てみると驚きの1200円+税。
もったいつけてないでもっと市場に出してくれればよかったのに(笑)

教科書・参考書コーナー(貸出不可)の1冊しかなかったので、木・金(放課後と空きコマ)の2時間ちょっとで通読した。B6で130ページなので実際すぐに読める。
循環器内科のカリキュラムの中で心電図を読む授業が2限あったのだが、その時のレジュメに同じ図が時々登場したり、説明方法が同じだったりと いうこともあり、この時間で読めたのだと思うが、アマゾンのレビューを見ても「パーッと1日で読めてしまう」などとあるので実際読みやすいのだろう。

章立ては
1) 心電図とは
2) 伝導とその異常
3) 心臓の調律
4) P波、QRS群、T波の異常
5) 覚え書き

1~4章の終わりにはそれぞれの「記憶すべきポイント」が1ページにまとまったものがあったのでそれだけコピーをいただく。特に3章の終わりについていた、異常の頻度(散発性or持続性)、P波、P:QRS比、QRSの規則性・波形・頻度、調律の表が役に立ちそう。一番大事なところを引用するのははばかられるので(笑)P.93ですw

パターンだけを覚えていく、というのは定着しにくそうで、また応用が利かなそうでどうも好きではない(試験前の最終手段として使うことはあるが…)。
心電図の理屈を1回ある程度理解してしまいたかったのだが、図解が多くて分かりやすく、最適の本だったように思う。
パターンを知るという意味でも、小さい本ながら症例ごとに12誘導の図が紹介されていること、章ごとに4問ずつ12誘導を与えられてそれを読む練習問題が付いていることが非常に役立った。
授業でも「明確な異常波形に気を取られてしまうのではなく、見るべきポイントを全て見て総合的に診断する」と言われた通り、練習問題の答えも「P波は正常で洞調律」などと、順番に丁寧に書いてあるのがありがたかった。

1冊目にオススメです!

レビューで何人かが薦めていた

不整脈判読トレーニング
Ken Grauer
医学書院
2001-03


に次は手を出して見ようか、と思った次第であります。
ではまた。

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